Ver1.3新カードについて 赤編

Ver1.3の新カードが発表されましたね。

何枚かピックアップして使い道を考察しようと思っていましたが、【秩序の盾】【沈黙付与】など新しい能力、【特殊召喚】という新しい概念、【コスト４のカードサーチ】などなど、増えすぎて正直把握しきれておりません。

色ごとにそれぞれコンセプトがあるようですので、今回は【赤】系カードをとりあげます。

１．新たな発動条件付きのユニット

今回追加された赤属性のカードには、『対戦相手のトリガーゾーンにカードがない場合』に効果を発揮できるカードが含まれています。ユニットの中では、キリングスネーク、ラミエル、聖夜のメリィの３種ですね。

もし相手のトリガーゾーンが空であれば

・キリングスネークは２コス7000のスピムもちユニットとなる

・ラミエルはCIPで相手に2000オールダメ、さらにアタック時はブレイブドラゴン

・メリィはCIPで１体に3000ダメ、アタック時には1体4000ダメとネビロスを上回る数値

(ここでいうCIPとは、場に出たときの能力を指します)

ラミエルとメリィは、スピムを付与する『インペリアルソード』と組み合わせれば強力ですね。ただし、BPは低めですので、殴りづらい局面も多いと思われます。

『インペリアルソード』は、ほかの色の新カードとも相性が良さそうですが、それはまた次の記事にでも。

他にも『ブレイジングツイスター』という、条件付きながらアタック時に１体に4000ダメを与える0コスインセプが追加されますが、ユニットと比べると強さは劣りそうです。DOBPがつけば、１枚は採用される余地があります。

２．相手のトリガーゾーンを空にせよ

相手のトリガーゾーンを空にするためのカードとしては、エラッタ後採用率の上がった『ダークマター』は鉄板でしょう。他にも皆の大好きな絶望の天魔アザゼルや、生き残れば毎ターントリガーを割り続けるメリュジーヌなど既存の赤ユニットにはトリガーを割れるものが多いです。

新カードでは、エビルシスター、ヴェルフェゴール、暴走する魔剣、ツインボムといったあたりですね。

・エビルシスターは、自身が破壊された時にトリガーを１枚割る、『タイマン』内臓の赤い不死ユニットです。どちらかと言えば、タナトスやシャレコウベなどと合わせて『赤青不死』デッキの一員を担うのではないでしょうか。

・ヴェルフェゴールは、自身が破壊された時に相手のトリガーゾーンのカードを全て破壊します。なかなか強力ですが、個人的にはもうひとつの効果にも注目しています。すなわち、ほかの自ユニットがアタックした時に、相手のユニット１体に1000ダメを与えるので、かゆいところに手がとどくようになります。出した次ターンまで生き残るか、また、SRベルゼブブやPRネビロスとの５コス枠競合に勝てるかは別問題。

・暴走する魔剣は、CP1で自ユニット(とこのカード)⇔トリガー２枚の交換なので、まあまあ使えそうです。珍獣系のデッキに１枚なら入るかもしれません。

・ツインボム。CP2は重い。

３．その他赤の新カード

・ONI番長は、BPが低いので戦闘する前に焼かれる。CP2なので珍獣デッキも厳しそう

・風魔小太郎は、赤青忍者＋インペソードみたいなデッキなら一応使えそう？　ダメージの対象は１体に過ぎないので、テューポーンの方がよさげ。

・朱雀は、【４コスサーチ】【四聖獣】という新たな要素を持ちますが、能力はただの脳筋。単体で実質8000のサーチャー兼アタッカーですが、ちょっと重い。

・SRである原初神ガイアは、敵味方の盤面を更地にする力は強いです。ただし、今後ドリアードやアテナが流行るでしょうし、青系はむしろ破壊されて効果を発動するユニットもいるので、なかなか使いにくいでしょう。黄単相手にはめっぽう強いのでは。

・ホーリーカウンターは、当然ながら『人身御供』のカウンターにはならない。蒼ヒトミプロメテに対して一矢報いるのがせいぜいかな。

・紅炎の召喚術は、復活させると強いCP２以下の赤ユニットがいるか怪しい。CP1必要なのもネックである。

４．天敵！緑の新カード・能力

天敵カード・能力については次回、緑について書くのでそのときに。

５．まとめ

今回のカード追加は、『赤青不死』『忍者入り赤青』『インペガン積み赤』あたりの新しい赤デッキタイプを生み出すことには貢献しそうです。しかし赤の焼き全般のメタとなる緑カードも追加されます。

となれば、従来の赤黄以外に対処できそうなのはハデスやリーナが採用できる『赤青不死』ぐらいでしょうか。具体的なレシピはまだ考えていませんが、近いうちに作成したいと考えています。

大した内容がない気もしますが、なにかしら発見があれば幸いです。

次回は【緑】編です。乞うご期待

では